アゼライン酸は、炎症を伴う赤ニキビや毛細血管の拡張による酒さの赤みに対して高い改善効果を発揮します。それゆえに「痛くても効果があるなら我慢して塗り続けよう」と無理をしてしまう方が少なくありません。しかし、正常な初期反応と、肌トラブルを引き起こしている危険なアレルギー反応(接触皮膚炎)を正しく見極める必要があります。
使用を継続しても問題ない「正常な初期反応」のサインは以下の通りです。
・塗布後20〜30分以内にピリピリ感やかゆみが引く
・翌朝の洗顔後には肌に赤みや熱感が残っていない
・皮剥けが起きてもごく薄く、粉を吹く程度に留まっている
一方で、直ちに使用を中止して皮膚科を受診すべき危険信号は以下の通りです。
・塗布から数時間が経過しても燃えるような熱感や痛みが続く
・顔全体が赤く腫れ上がり、じんましんのような湿疹やブツブツが出た
・皮膚がただれて浸出液(ジュクジュクした液)が出てきた
・耐え難い強いかゆみで無意識に肌を掻きむしってしまう
これらの症状が現れた場合は、アゼライン酸そのもの、あるいは製品に含まれる基剤や防腐剤に対するアレルギー性接触皮膚炎を起こしている可能性が高いため、我慢は禁物です。