全国約8万社の神社を包括する神社本庁や、各地の由緒ある神社に取材や問い合わせを行った見解としても、「神社に人間の属性との相性がある」という言説は明確に否定されています。
神道において最も基盤となる信仰形態は、以下の3つです。
- 氏神神社(うじがみじんじゃ):自分が暮らしている地域(土地)を守護する神様をお祀りする神社。
- 産土神社(うぶすなじんじゃ):自分が生まれた土地を守護し、生涯を通じて見守り続ける神様をお祀りする神社。
- 崇敬神社(すうけいじんじゃ):地縁や血縁に関係なく、個人的な信仰心や感謝の念から自由に参拝する神社。
神道本来の教えにおいて、神様はすべての人々を遍く照らし、訪れる参拝者を清らかな心で迎える存在とされています。「火の属性の人は水の神社に行くと障りがある」「空の属性の人は地の神社と相克する」といった排他的なルールは、神道の「祓い清め」と「包摂(すべてのものを受け入れる)」の精神に真っ向から反するものです。
神社本庁関係者の談話でも、「神様への崇敬の念や感謝の気持ちを持って参拝される方に対し、神様が属性の違いを理由に拒絶したり、祟りを下したりすることはあり得ません」と繰り返し説明されています。つまり、パワースポット属性関係ないというのが神職・神社界の一致した見解です。