料理サイトやSNS上では「小松菜はパスタと一緒に同じ鍋で茹でれば時短になる」というテクニックが紹介されることがあります。しかし、この手法には大きな落とし穴が存在します。
小松菜を熱湯で茹でてしまうと、水溶性ビタミンであるビタミンCや葉酸の約40〜50%が茹で汁へ流出してしまいます。さらに、鍋の中で葉が水分を吸いすぎてしまい、フライパンに合わせた段階でベタついた仕上がりになってしまいます。
小松菜はほうれん草と異なり、結石の原因となるシュウ酸の含有量が極めて微量(ほうれん草の約1/10以下)です。そのため、「下茹でをせず、フライパンで直に油炒めする」ことこそが、栄養素の流出を防ぎ、同時に食感を最大化するための最も合理的なアプローチです。