地底の限界高度がマイナス64まで拡張され、巨大な洞窟生成システムが定着して久しい。深層岩の硬度と湧き出るモンスターの群れは、過去の牧歌的な採掘風景を一変させた。ブランチマイニングひとつ取っても、ダイヤモンドが最も高効率で露出するY=-58付近を盲目的に掘り当てるのは、座標なしでは砂漠で針を探すような暴挙に等しい。
数千ブロックを股にかけるネザーハイウェイの開削も同様だ。オーバーワールドとネザーの距離比率が「1:8」という空間の歪みを利用する際、座標計算のわずかな狂いがポータルの接続事故を引き起こす。迷宮のような要塞を探し当て、エンドシップの浮遊要塞へ跳躍する。冒険がスケールアップすればするほど、XYZという無機質な3軸の交点こそがプレイヤーの生命線になる。