市販のカラーコンタクトレンズでは黒目に沈んでしまいがちなグリーンを、いかに鮮烈に発色させるか。ここで各メーカーのクラフトマンシップが火花を散らす。現在、表現者たちの間で絶大な支持を集めるツートップが「アシストシュシュ (Assist ChouChou)」と「株式会社クラッセ (エティア)」だ。
アシストシュシュ(Assist ChouChou)の強みは、何と言っても圧倒的な写真映えとエッジの効いたフチ構造にある。『シャインダスト』や『ツインループ』シリーズに見られる多重構造プリントは、暗所撮影でも瞳の輪郭をくっきりと浮き立たせる。一方、株式会社クラッセが展開する「エティア(Etia.)」シリーズは、発色の純度の高さと繊細なグラデーションで他の追随を許さない。『エティア クール』の鮮烈なソリッドカラーや、『エティア ジュレ』のウルッとした質感は、キャラクターの性格や年齢感に合わせたシビアな使い分けを可能にしている。
プロの現場で実践されている完全再現の裏ワザとして知られるのが、「ベースメイクとキャッチライトの計算」だ。高発色レンズは時として瞳だけが浮いて見えるリスクを孕む。そこで、アイラインの粘膜部分にわずかに同系色のインラインを仕込み、ハイライト位置にリングライトの反射角を合わせる。これによってレンズの平坦さが消え、二次元特有の「内側から発光する眼差し」が完成する。