2進数の計算に慣れるための第一歩は、紙とペンで行う筆算の手順をマスターすることです。2進数の世界には「0」と「1」しか存在しないため、基本となる引き算のパターンは以下の4つしかありません。
・0 − 0 = 0
・1 − 0 = 1
・1 − 1 = 0
・0 − 1 = 1(※上の桁から「1」を借りてくる)
つまずきやすいのが「0 − 1」の繰り下がりです。10進数の引き算では上の桁から「10」を借りますが、2進数の繰り下がりでは上の桁から『2(2進数表記で10)』を借りてくる点が最大のコツです。上の桁から借りてきた「2」から「1」を引くため、答えは「1」になります。
例えば、「1101(10進数の13)− 0110(10進数の6)」を筆算で計算してみましょう。
1. 1桁目(一番右):1 − 0 = 1
2. 2桁目:0 − 1 となるため、3桁目の「1」から繰り下げて「2」とし、2 − 1 = 1(3桁目は0になる)
3. 3桁目:繰り下げで0になっているため、さらに4桁目の「1」から借りてきて、2 − 1 = 1(4桁目は0になる)
4. 4桁目:0 − 0 = 0
結果は「0111(10進数の7)」となり、10進数の計算結果(13 − 6 = 7)と正確に一致します。連鎖的な繰り下がりが発生した場合は、10進数と同じように借りた桁を斜線で消してメモを残すとミスを防げます。