ネット上の情報では「アメピンを一切使わずに完成する」という謳い文句が氾濫していますが、ここには見逃されがちな盲点が存在します。
レイヤーがしっかり入っているセミロングの場合、ゴムだけでまとめると短い毛(アホ毛や襟足の短い毛)が時間の経過とともにパラパラと落ちてきます。これを無理にゴム1本で押さえ込もうとすると、全体のシルエットが歪んでしまいます。
プロの現場における解決策は、「ピンで留める」のではなく「スプレーを振ったコームで撫でつける」、あるいは「隠しミニゴム(シリコンゴム)を2重に使う」ことです。最初にハーフアップを作り、その毛束と一緒に残りの下半分を結ぶ「上下2分割結び」を取り入れることで、ピンを1本も刺すことなく、レイヤーの入ったセミロングでも1日中一糸乱れぬキープ力を発揮できます。