編集部では、日常的にフリーアイコンを活用している一般ユーザーおよび個人クリエイター計120名を対象にアンケートとヒアリング調査を実施しました。現場から寄せられた一次情報からは、アイコン選定におけるリアルな実態と苦悩が浮かび上がってきます。
都内のIT企業に勤務しながら副業で美容ブログを運営する20代女性(調査回答者)は、次のように語っています。
「自撮り写真をアイコンにするのは身バレのリスクがあり抵抗がありました。そこで、韓国風のくすみカラーで描かれたフリーアイコンを採用したところ、Instagramのフォロワーからの第一印象が劇的に変わりました。『アカウントの世界観が統一されていてお洒落』というコメントをもらうようになり、アイコン1つで発信の説得力が変わることを実感しています」(20代女性・ブロガー)
一方で、規約の理解不足から冷や汗をかいたという体験談も少なくありません。知恵袋やSNSのコミュニティでも頻繁に相談されているのが、ペア画や加工に関するトラブルです。
「仲の良い友人と『ゆるかわなペア画』をお揃いでLINEに設定しようとした際、画像の一部をトリミングして色味を変えて加工しました。後からそのイラストレーターさんの規約を読み直すと『色調補正や過度な加工の禁止』と明記されており、慌てて元に戻しました。配布元へのリスペクトを欠いていたと深く反省しています」(10代学生・SNSユーザー)
このように、見た目の可愛らしさだけに目を奪われるのではなく、作者が定めたルールを正しく遵守した上で活用することが、トラブルのない快適なデジタルライフを送るための大前提となっています。