警察組織における教育体系は極めて厳格に階層化されています。警察庁の地方機関である関東管区警察局に設置された関東管区警察学校は、警視庁および関東管区内の各県警察(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、山梨、長野、静岡)の中堅幹部・専門要員を教育・訓練する中枢機関です。
一般によく混同されるのが「都道府県警察学校」および「警察大学校」との役割の違いです。新卒・既卒採用直後の新任警察官が基礎を学ぶのが各都道府県警察学校であるのに対し、管区警察学校は昇任試験(巡査部長昇任・警部補昇任)を突破した警察官が指揮官教育を受ける場です。さらにその上位に位置する警察大学校は、警視・警部といった上級幹部や全国規模の特殊専門捜査を担う人材を対象としています。
関東管区警察学校の所在地は東京都小平市喜平町2-5-1。西武新宿線「花小金井駅」やJR中央線「武蔵小金井駅」「国分寺駅」からバスを利用してアクセスする広大なキャンパスに位置し、警察大学校と敷地を共有する日本最高峰の警察教育エリアとなっています。