長年「主役を張るスター俳優」として君臨してきた織田裕二ですが、近年見せている演技の変遷はドラマ業界内外から極めて高い評価を集めています。
型にはまらない幅の広さ|『SUITS/スーツ』から『シッコウ!!』へ
2018年および2020年に放送された『SUITS/スーツ』では、洗練されたスーツを着こなす傲慢で敏腕な弁護士・甲斐正午役を熱演。鈴木保奈美との27年ぶりの共演も大きな話題となり、スタイリッシュな大人の色気を見せつけました。
一方で、2023年のテレビ朝日系ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と洗濯屋さん〜』では、主演の伊藤沙莉を支える執行官・小原樹役として助演に回りました。かつての熱血主人公像から一転、犬が苦手で腰を痛めやすく、どこか哀愁を漂わせる不器用なベテラン職員を軽妙洒脱に好演。「主演を食うことなく、作品全体のクオリティを引き上げる圧倒的なバイプレイヤー」として、視聴者やドラマ評論家から絶賛されました。
リアルな視聴者の声とネット上の評価
SNSやレビューサイトにおける視聴者の声を分析すると、キャリアを重ねるにつれて演技の評価がより深層的なものへと変化していることが分かります。
- 「昔は熱血なイメージが強かったが、年齢を重ねてからの哀愁とコメディの匙加減が抜群に上手い」
- 「『振り返れば奴がいる』の冷徹な司馬医師を観た時、ただの好青年俳優ではない底知れなさを感じた」
- 「脇に回ったときの引き算の演技が素晴らしい。主役を立てつつ、画面に映るだけで安心感がある」