ネット検索で古いゴシップやパーツに関する話題を探そうとするユーザーが見落としがちな最大の盲点は、現在の彼女が「誰かに消費される立場」から「自らの世界観を提供する主体」へ完全に移行しているという事実です。
過去の出演作やグラビアにおける過激なイメージに囚われている層は、彼女を「男性向けの性的シンボル」として捉えがちです。しかし現在のマーケットにおける実態は全く異なります。彼女がディレクションするアパレル『MISTREASS』の新作発表会やポップアップストアに詰めかけるのは、10代後半から30代の女性客がその8割以上を占めています。
彼女が提案する「華やかで甘く、かつスタイルが細見えするシルエット」の洋服は、発売開始と同時にサーバーがダウンするほどの売れ行きを記録します。ネット上の掲示板などで身体パーツに関する詮索が繰り返されている一方で、現実の商業空間では「自分を一番可愛く見せるためのプロフェッショナル」として、巨額の経済効果を生み出すインフルエンサービジネスの勝者となっているのです。