コールテンとは実は○○だった!語源・コーデュロイとの違いを完全解説

コールテンとは実は○○だった!語源・コーデュロイとの違いを完全解説

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コールテン(コーデュロイ)とよく似た起毛素材に「別珍(べっちん/ベルベティーン)」や「ベロア」、「ベルベット」があります。これらは見た目の温かみが似通っているため混同されがちですが、織り組織や畝の有無、用途に明確な違いが存在します。

素材名組織構造・起毛の特徴畝(うね)の有無と質感主な用途・代表アイテムコールテン
(コーデュロイ)綿を中心とした緯パイル織物。パイルを畝状にカット。はっきりとした縦畝あり。
カジュアルで素朴な温かみ。パンツ、ジャケット、シャツ、キャップ、ワークウェア別珍
(綿ビロード)綿の緯パイル織物。表面全体を均一に毛刈り(シャーリング)。畝なし(全面起毛)。
マットで上品な光沢感。スカジャン、足袋、冬用着物羽織、ワンピースベロア編み物(ニット地)のループをカットして毛羽立たせた生地。畝なし。高い伸縮性と
ドレープ感、しっとりした光沢。ルームウェア、ダンス衣装、イージーパンツ、トップスベルベット
(天鵞絨)絹やレーヨンを用いた経パイル織物。2枚合わせで同時に織る。畝なし。深みのある強い光沢と滑らかな手触り(水濡れに弱い)。フォーマルドレス、タキシードの襟、高級カーテン

コールテンを見分ける際の絶対的な基準は「表面に縦方向の畝(筋)があるかどうか」です。畝がなく平らに起毛している綿生地は別珍、ストレッチ性のある編み地ならベロアと判別できます。

また、コーデュロイ畝の種類は「ウェール(wale)」という単位で分類されます。1インチ(約2.54cm)の間に何本の畝があるかを示し、以下のように表情が変わります。

  • 太畝(3〜6ウェール):存在感抜群でクラシカル。ヘビーオンスのアウターやワイドパンツに最適。
  • 中畝(7〜11ウェール):最も汎用性が高く、トラッドなジャケットやボトムスに幅広く採用。
  • 細畝(12〜16ウェール):すっきりとした印象で、シャツや軽めのパンツにマッチ。
  • 極細・ピンウェール(17ウェール以上):遠目には無地に見えるほど繊細。秋口のブラウスや軽快なセットアップに重宝。
山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。