Q1:大須陵苑は現在、完全に閉鎖されて立ち入れない状態なのですか?
A1:完全閉鎖には至っておらず、参拝や管理業務が継続されている局面もありますが、経営権の移譲交渉や法的手続きの進捗によって受付体制や開館時間が制限される流動的な状況です。訪問前に最新の開館スケジュールを確認することが強く推奨されます。
Q2:預けているお骨は、競売によって他人の手に渡ったり処分されたりしますか?
A2:法律上、遺骨が差し押さえられたり、競売で換価処分されたりすることは絶対にありません。刑法や墓地埋葬法によって遺骨の保全は厳格に守られています。問題となるのは遺骨そのものの所有権ではなく、建物の維持管理が滞ることによる参拝や搬出の物理的困難です。
Q3:生前予約で支払った契約金は、解約すれば全額返金されますか?
A3:全額返還される可能性は極めて低いです。運営母体や開発会社が巨額の負債を抱えている場合、返還金は一般債権扱いとなり、抵当権を持つ金融機関等への配当が優先されるためです。法的手続きを通じて一部が配当される可能性は残るものの、過度な期待は禁物です。
Q4:急いで他の霊園へ遺骨を移したい(改葬したい)場合、何から始めればよいですか?
A4:まずは新しい納骨先を決め、そこから「受入証明書」を取得してください。その後、大須陵苑の所在地を管轄する名古屋市中区役所に「改葬許可申請」を行い、大須陵苑管理者から納骨事実の証明印をもらって許可証の発行を受けます。許可証があれば遺骨を引き取って新施設へ納骨できます。
Q5:名古屋市などの行政は、契約者に対してどのような救済措置をとっていますか?
A5:行政は墓地埋葬法に基づき、事業の適正化に向けた指導や監督を実施しています。私法上の金銭トラブル(契約金の補填など)に直接公費を投入することは困難ですが、万が一施設が機能停止した場合の遺骨の保全や、公営墓地への改葬受け入れ相談窓口の設置など、人道的な支援策が講じられています。