術後の経過を最もシビアに見守ってきたのは、全国のドームに足を運ぶファンコミュニティでした。復帰直後から近年に至る現場でのリアルな反響を追うと、歌唱力の評価はむしろ一段階上の次元へと達しています。
「術後すぐのフェスやイベントでは、どこか慎重にピッチを探りながら歌っている緊張感が伝わってきた」「高音の張り上げを抑え、ミドルボイスの共鳴を使う歌い方にシフトしていた」というライブ通の証言があります。これは、再発を防ぐためにボイストレーナーとともに発声機構を根底から見直していた証拠です。
そして2022年から開催された全公演ソールドアウトの6大ドームツアー、さらに近年のステージに至る過程で、ファンの声は確信へと変わりました。
「以前よりも無理なく高音(Hi-A〜Hi-C領域)が突き抜けている」「ロングトーンのピッチのブレが一切なくなった」「後半の激しいダンスパートでも声量が落ちない」といった驚嘆の声がSNSやファンコミュニティで主流を占めるようになっています。喉の手術という大きな試練を機に、喉輪筋や呼気圧に頼りすぎない「脱力と共鳴腔のコントロール」を完全に我が物にしたことが、2026年現在の評価に結びついています。