Q1:40代・50代になって白髪が急に増えました。完全に黒く染めるのと、グレイヘアにするのはどちらが良いですか?
A1:白髪の割合が30%未満であれば、完全な黒染めではなくダークアッシュなどの暗髪カラーで馴染ませるか、白髪ぼかしハイライトを入れるのが賢明です。全体を真っ黒に染めてしまうと、2〜3週間で新しく生えてきた根元の白髪が極端な白黒のコントラストとなり、逆に老けた印象を加速させます。白髪の割合が50%を超えている場合は、美しいシルバーグレイを目指してグラデーションをつけていくほうが、圧倒的に上品で洗練された印象を与えられます。
Q2:頭頂部が薄くなり、地肌が透けて見えます。パーマをかければボリュームをごまかせますか?
A2:無理に強いパーマをかけてボリュームを出そうとするのは避けてください。髪同士が束になって余計に地肌が透けて見えたり、薬剤の負荷で毛根や頭皮にダメージを与えたりする要因になります。薄毛が気になる場合は、パーマに頼るよりもトップを短めにカットしてサイドをすっきりと刈り上げ、頭部全体をコンパクトな縦長シルエットに整えるほうが、視覚的な毛量感を劇的に改善できます。
Q3:ドラッグストアのワックスとサロン専売品の整髪料では、大人の髪への仕上がりに決定的な違いはありますか?
A3:明確な違いがあります。市販の若年層向けハードワックスの多くは「強いセット力とマット(艶消し)な質感」を重視して作られており、油分が不足しがちな大人の髪につけるとパサつきや傷みが強調され、疲れた印象を与えてしまいます。大人の男性には、アルガンオイルやシアバターなどの保湿成分が高濃度に含まれたヘアバームや、適度な水分量を含んだ水性グリースが適しています。髪に自然な濡れ感とツヤを補うだけで、見た目年齢は5歳以上若返ります。