現在でこそ押しも押されもせぬ主役級声優としての地位を確立していますが、その歩みは驚異的なスピードで駆け上がった天才の軌跡であり、同時に飽くなき挑戦の連続でした。
石川界人は中学生時代に演劇へ触れたことをきっかけに声優を志し、養成所を経て2011年にデビュー。わずか2年後の2013年、19歳の若さで抜擢されたのがアニメ『翠星のガルガンティア』の主人公レド役でした。見知らぬ惑星に漂着した若き兵士の戸惑いと人間性の獲得を、初々しくも堂々たる演技で表現し、業界内に激震を走らせます。同年に『東京レイヴンズ』の土御門春虎役も射止め、2014年には第8回声優アワードで新人男優賞を受賞しました。
その後は『ハイキュー!!』で世界的な人気を獲得し、数々のメインキャストを担当。2022年には長年所属したプロ・フィットの業務停止に伴い、浪川大輔が代表を務めるステイラックへ移籍しました。環境の変化を恐れず、声優業のみならずナレーションやラジオ、各種メディア出演など、エンターテイナーとしての活躍フィールドを着実に広げています。