飲み会の場であっても、最低限のビジネスマナーを遵守しているかどうかは、上司や周囲の先輩からシビアに観察されています。特に無意識のうちに失点を重ねやすいのが「席順の配慮」と「翌朝のフォロー」です。
席順の基本原則は、「出入口から最も遠い奥の席が上座(かみざ)」であり、「出入口に最も近い席が下座(しもざ)」です。掘りごたつや個室の場合、床の間があれば床の間の前、外の景色が見える窓際があれば景色が見渡せる席が上座になります。若手や幹事役は真っ先に出入口付近の下座を確保し、注文用端末の操作やドリンクの追加注文、空いたグラスの回収に動けるポジションを取るのが無難です。タクシーで移動する場合も、運転手の真後ろが最も位の高い席(上座)となり、助手席が下座となるルールは頭に入れておく必要があります。
さらに、飲み会をポジティブな評価で締めくくるために欠かせないのが「お礼メール」です。翌朝の始業前、遅くとも午前中一番に送信するのが鉄則です。形式的な定型文だけでなく、宴席で交わした具体的なエピソードを1行盛り込むことで、他の社員と明確な差がつきます。
【そのまま使える!上司への飲み会お礼メール例文】
件名:昨晩のお礼(ごちそうさまでした)【営業部・山田】
〇〇部長
おはようございます。営業部の山田です。
昨晩はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
普段の業務中にはなかなか伺えない、部長の若手時代のお話やプロジェクト推進の着眼点を直接伺うことができ、大変勉強になりました。
特に「最初の仮説作りを怠らない」というアドバイスは、現在進めている新企画に直ちに取り入れてまいります。
また、お会計もごちそうになり、重ねて御礼申し上げます。
本日の業務も引き締めて邁進いたしますので、引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。