SNSや知恵袋などのコミュニティでは、東京駅の京浜東北線ホームに関して日常的にリアルな悲鳴やノウハウが飛び交っています。編集部が現場検証を行って判明した、利用者の実態データを深掘りします。
ホームドア設置による整列乗車とラッシュ時のボトルネック
東京駅の3番線・6番線には、現在すでに可動式ホーム柵(ホームドア)が完備されています。安全性は劇的に向上したものの、現場では新たな課題が生じています。ホームドアの開口部に合わせて整列乗車が徹底されるため、階段付近の通路幅が極端に狭くなる時間帯があるのです。
特に平日の朝8時台および夕方18時台は、階段から降りてきた降車客と、ホームドア前で並ぶ乗車客の動線が交錯し、ホーム中央部が一時的に「開かずの踏切」のような滞留状態に陥ります。ベビーカー利用者の口コミでは、「5号車のエレベーターを降りた瞬間、ホームドア待ちの人の列に阻まれて身動きが取れなくなった」という声が散見されます。
「快速停車駅」をめぐる誤解と通過トラップ
京浜東北線は、日中時間帯(概ね10時30分〜15時30分頃)に快速運転を実施しています。「東京駅に快速は停まるのか?」と不安を抱く旅行者が多いですが、京浜東北線の快速は東京駅に全列車が停車します。
しかし、落とし穴はその前後の停車駅にあります。快速列車は、山手線と併走する区間において以下の駅を通過します。
- 通過する駅:有楽町、新橋、浜松町(※東京モノレール乗換のため現在は一部停車)、田町、西日暮里、鶯谷、御徒町(※土曜・休日のみ御徒町は一部停車)
- 停車する駅:田町、浜松町、東京、秋葉原、上野、田端
「新橋に行きたいのに東京駅で快速に乗ってしまい、次は浜松町まで連れて行かれた」「有楽町へ行くつもりが通過してしまった」というトラブルが頻発しています。有楽町や新橋、神田などの近隣駅へ向かう際は、同じホームの反対側に停まっている山手線(各駅停車)を利用するのが正解です。