県内有数の取扱件数を誇る盛岡東警察署では、警察行政のデジタル化が急速に進展している。タブレット端末を活用した現場での実況見分調書の作成や、遺失物届のオンライン化など、業務効率化の波が日常業務を劇的に変えつつある。
署内の一角では、最新システムによって管内のパトカー位置情報と110番通報データがリアルタイムで統合表示されている。これにより、通報現場へ最も早く到着できる車両を瞬時に割り出すことが可能となった。一方で、デジタルツールの活用が進むほど、地域住民との泥臭い対話の重要性を再認識する捜査員も少なくない。最先端技術と人間味あふれる聞き取り調査のバランスをどう保つかが、現場の指揮官たちに問われている。