学科試験の合否を大きく左右するのが、視覚的な識別が求められる道路標識・道路標示の判別問題です。特にデザインや名称が酷似している標識は、引っかけの温床になっています。
真っ先に整理すべきは「車両進入禁止」と「車両通行止め」の違いです。赤地に白の一本線が入った「車両進入禁止」は一方通行の出口などに設置され、特定方向からの進入を禁じるもの。対して白地に赤い丸と斜め線の「車両通行止め」は、すべての方向からの通行そのものを禁止します。この2つを取り違えるミスは毎年の定番です。
また「駐車禁止」と「停車禁止」の境界線も難所です。青地に赤い斜め線が1本なら「駐車禁止(人の乗り降りや5分以内の荷物の積みおろしは可)」、赤いバツ印(2本線)なら「駐停車禁止(わずかな停止も不可)」を意味します。標識の下に付く補助標識(時間帯や曜日、対象車両の指定)まで含めて正確に読み解く訓練が欠かせません。