秋田〜仙台の新幹線利用に関して、ネット上や旅行掲示板では古い情報や誤った認識が散見されます。無駄な出費や乗車当日のトラブルを防ぐため、以下の3つの盲点を頭に入れておく必要があります。
誤解①:「往復で買えば往復割引で1割引になる」という勘違い
JRの往復割引制度が適用されるのは「片道の営業キロが601km以上」の区間に限られます。秋田駅〜仙台駅間の営業キロは約270km前後にとどまるため、秋田・仙台間の新幹線に往復割引は一切適用されません。往復分の切符をまとめて購入しても運賃は片道×2の単純合算となるため、安さを求めるなら前述の「えきねっとトクだ値」を往復それぞれで早期確保するのが正解です。
誤解②:「金券ショップで格安の新幹線回数券が買える」という古い情報
かつて金券ショップの定番商品だった新幹線指定席回数券は、JR東日本のチケットレス推進に伴い全面的に廃止されています。現在、金券ショップで手に入る割引手段は「JR東日本 株主優待割引券(1枚で運賃・特急料金が4割引)」が主流です。トクだ値14が完売してしまった繁忙期などに株主優待券を活用するのは有効なリカバリー策となります。
誤解③:「満席なら自由席特急券でデッキに立てばいい」という思い込み
全車指定席の「こまち」には自由席がありません。満席時に発売される「立席特急券(または特定特急券)」は、号車が限定される上に指定席と同等の料金体系(指定席の530円引き等)となっており、格安で乗れる裏ワザではない点に留意してください。