SNSや知恵袋、コミュニティ掲示板で交わされる「応援される側の本音」をリサーチすると、受け手側の心理状態によってイラストの受け止め方に大きなギャップが存在することが浮き彫りになります。
「すでに限界まで努力しているときに、筋骨隆々のキャラクターが拳を突き上げるガッツポーズフリー素材を送られて、プレッシャーで押しつぶされそうになった」(20代・国家試験受験生の手記より)という声がある一方、「緊張で眠れなかった前夜、先輩から届いた白黒応援イラストの脱力系メッセージカードに『無理しなくて大丈夫』と添えられていて涙が出た」(10代・部活引退試合の体験談)という告白も見られます。
心理学における「受容と共感のプロセス」から見ても、本番直前や極度の疲労下にある相手に対しては、激しいモチベーション向上を促す構図よりも、情緒を落ち着かせる励ましイラスト手書き風の柔らかなタッチが安心感を与えます。ビジュアルの強さは、相手のエネルギー残量と厳密に比例させて選ぶ必要があります。