Q1:公務員を目指すなら経済学部と経営学部のどちらが有利ですか?
A1:明確に経済学部が有利です。地方上級公務員試験や国家公務員一般職・総合職の専門試験において、経済原論(ミクロ・マクロ経済学)や財政学が主要な得点源となるため、大学の講義履修がそのまま試験対策に直結します。経営学部からも公務員合格者は出ますが、経済学の専門科目を独学や公務員予備校で一から補う負担が生じます。
Q2:高校で数学が壊滅的でしたが、経営学部なら留年せずに卒業できますか?
A2:卒業は十分に可能です。経営学部のカリキュラムは、組織論やマーケティング、経営戦略論など、定性的なレポート執筆やディスカッションで単位を取得できる科目が豊富に用意されています。ただし、会計学やファイナンス関連の必修科目で四則演算を伴う計算は発生するため、初歩的な数字へのアレルギーは克服しておく必要があります。
Q3:公認会計士や税理士の難関資格を目指すなら、どちらの学部が適していますか?
A3:どちらかといえば経営学部(または商学部)が適しています。公認会計士試験では財務会計論や管理会計論、企業法、経営学が試験科目となっており、経営学部の講義内容と高い親和性があります。経済学部でも受験資格は得られますが、会計基準や簿記の基礎を独自に専門学校などで補強する学習比率が高くなります。
Q4:就職活動の面接で「なぜこの学部を選んだのか」と聞かれたらどう答えるべきですか?
A4:単に「就職に強そうだから」と答えるのは禁物です。経済学部であれば「社会全体の資金循環や市場構造をデータに基づいて客観的に分析する力を養いたかった」、経営学部であれば「現場の企業が直面する経営課題に対し、組織や顧客心理の観点から実行可能な解決策を導くプロセスを学びたかった」というように、学問特有の「課題に対するアプローチ手法」に惹かれた理由を述べると説得力が高まります。