全10話のクライマックスとなった最終回では、龍に突如持ち上がった「余命宣告疑惑」をめぐる大騒動が描かれました。美久が偶然耳にした医師の言葉から、龍が不治の病に侵されていると勘違いした家族や町の住人たち。これまで町のために尽くしてくれた龍の「死ぬまでにやりたいこと」を叶えようと、町内会総出で奔走します。
サンタクロースに扮して子どもたちにプレゼントを配りたい、喫茶店を開いてみたいといった龍のささやかな願いを叶えるため、天雀会も婦人会も一致団結。街中を巻き込んだ壮大な勘違い劇は、毎度おなじみのドタバタ劇へと発展していきます。
結末はもちろん、龍の病気は単なる「重度の風邪と痔」というオチでした。しかし、勘違いから始まった騒動を通じて描かれたのは、龍がどれほど家族を愛し、そして町の人々から深く愛されているかという温かな事実でした。最後はいつものように美久の強烈なラリアットを受け止め、元気に主夫業に励む龍の日常が戻ってくるという、多幸感あふれる大団円で幕を閉じました。