かつてさくら第一小学校のアイドル的存在だった彼女の将来について、公式が決定的な回答を提示したのが、2017年12月公開の劇場版『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』、および2018年から放送されたテレビアニメシリーズ『妖怪ウォッチ シャドウサイド』でした。
同作は、ケータたちが妖怪と出会った時代から約30年後の世界を舞台に設定。そこで描かれた妖怪ウォッチ フミちゃん 現在の姿は、かつてのポニーテール姿の面影を上品に残しつつ、落ち着いたボブカットの髪型に柔らかなエプロン姿が似合う、良妻賢母の佇まいでした。そして何よりファンを驚愕させたのが、新シリーズの主人公である女子中学生・天野ナツメの母親として、彼女が「天野姓」を名乗っていた事実です。
報道関係者向けの制作発表や設定資料集によると、フミちゃんは大人になる過程でケータと結ばれ、長女のナツメ、そして弟のケースケという一男一女に恵まれる温かい家庭を築いていました。劇中では、帰宅した子どもたちを温かく迎え、日常の食卓を切り盛りする母親としての日常が描写されています。かつてケータが幾度となく妖怪の仕業で不条理な目に遭いながらも守ろうとしていた「普通の女の子」は、30年の時を経てケータのかけがえのない人生の伴侶となっていました。