日南総合運動公園を調査する上で、絶対に看過できないのが「広島東洋カープの日南キャンプ地」に関する地理的・歴史的な誤認トラブルです。
検索エンジンで「日南総合運動公園 広島東洋カープ キャンプ日程」と調べるファンの多くが、「東光寺球場に行けばカープのスター選手たちに会える」と思い込んでいます。しかし、ここには長年ファンの間で語り継がれる明確なトラップがあります。
報道各社や日南市観光協会の一次情報が示す通り、広島東洋カープの一軍春季キャンプのメイン球場は「天福球場(日南市中央公園)」です。日南総合運動公園(東光寺球場)とは直線距離で約4キロメートル、車で10〜15分ほど離れたまったく別の場所に位置しています。
かつて東光寺球場は、カープのファーム(二軍)キャンプ地や練習試合、守備強化のためのサブ拠点として活用されてきた経緯があります。そのため、オールドファンやネット上の過去ログには「東光寺=カープキャンプ」という記述が散見されます。しかし、年ごとのキャンプ編成や日程次第では、東光寺球場には選手が常駐せず、無人のグラウンドを見て立ち尽くす旅行者が後を絶ちません。
春季キャンプ期間中に訪問を計画している読者は、球団公式から発表される「ファーム日程」と「一軍日程」、そして具体的な使用球場スケジュール(天福なのか東光寺なのか)を日単位で突き合わせることが絶対条件となります。