ふじみ野キャンパスで学生生活を送った卒業生や在校生へのヒアリング調査を行うと、この学び舎がいかに温かくユニークな環境であったかが浮き彫りになります。
スクールバスの運行と通学路のリアル
ふじみ野キャンパスへのアクセスは、東武東上線「ふじみ野駅」西口からのスクールバスが日常の足でした。朝の登校時間帯には駅前バス乗り場に長い列ができ、学生たちのコミュニケーションの場となっていました。「駅から歩くと20分以上かかるため、雨の日や実習道具が多い日のバス争奪戦は大変だった」という声がある一方、「バスに乗ることでスイッチが切り替わり、緑豊かな環境で落ち着いて勉強に専念できた」と振り返る卒業生も少なくありません。
名物学食メニューとアットホームなコミュニティ
キャンパスライフを語るうえで欠かせないのが、厚生棟の学生食堂(学食)です。ワンコイン前後でボリューム満点の「日替わりプレート」や「チキン南蛮丼」、焼きたてのパンが並ぶベーカリーコーナーは学生たちの胃袋を支え続けました。「ふじみ野の学食は天井が高く開放的で、他学部の友人や教授とも自然に会話が弾む憩いの場だった」という評判が多く聞かれます。本郷キャンパスのような都市型施設では得難い、ゆったりとしたキャンパス空間ならではの情緒がそこにはありました。