【国試対策】必須脂肪酸の最強ゴロ!オメガ3・6の違いと炭素数を一発暗記

【国試対策】必須脂肪酸の最強ゴロ!オメガ3・6の違いと炭素数を一発暗記

【国試対策】必須脂肪酸の最強ゴロ!オメガ3・6の違いと炭素数を一発暗記にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

栄養学や薬理学の現場でよく議論されるのが、「EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)は必須脂肪酸に含まれるのか」という論点です。この問いに対する正確な理解が、近年の国試における高得点への分岐点となります。

厳密な生化学的定義において、ヒトの体内ではα-リノレン酸からEPAやDHAを合成する酵素経路(Δ6・Δ5デサチュラーゼなど)が存在します。そのため、広義の生化学では「狭義の必須脂肪酸=リノール酸とα-リノレン酸の2種類」と定義される場面が少なくありません。

しかし、ヒトにおけるα-リノレン酸からEPA・DHAへの変換効率は数パーセントから十数パーセント程度と極めて低いのが実情です。そのため、日本人の食事摂取基準や臨床栄養学では、EPAやDHAも「食事から直接摂取することが強く推奨されるn-3系脂肪酸」として扱われ、広義の必須脂肪酸として出題されるケースが存在します。

試験問題文を読む際は、「ヒト体内で全く合成できない脂肪酸(=リノール酸、α-リノレン酸)」を聞いているのか、「食事からの摂取が不可欠な多価不飽和脂肪酸全般」を聞いているのか、出題文の文脈を慎重に見極める視点が欠かせません。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。