放送のたびにSNSや5ちゃんねるの「なんJ」実況スレッド等で最も強い批判を浴びるのが、長野県警の警察官である陣内翔太です。彼がここまで激しいバッシングを受ける背景には、単なる結果論だけではない行動規範の危うさがあります。
劇中後半、世界中のOZユーザーと陣内家のメンバーが結束し、自衛隊のミリ波通信車や漁船の発電機、NODAIのスーパーコンピュータを総動員してラブマシーンの封じ込めに挑みました。作戦は順調に進み、あと一歩で完全包囲という決定的な瞬間に、スパコンが突然の熱暴走を起こしてシステムダウンします。その原因は、部屋を冷却するために周囲に敷き詰められていた大量の角氷を、翔太が無断で祖母・栄の遺体の周りへ運び出したことでした。
視聴者の感情を逆なでしたポイントは以下の3点に集約されます。
- 現職警察官としての遵法意識の欠如:公務員でありながら、健二への私怨(夏希を奪われたという嫉妬)からパトカーで連行しようとするなど、公私混同が目立った点。
- 重要機材に対する無理解と独断:スパコンのファンが唸りを上げ、熱気配が漂っている部屋から「機械よりばあちゃんだ」と氷を撤去した短絡的な判断。
- 謝罪や反省の描写の薄さ:作戦崩壊の直後、侘助の帰還と健二の機転によって事態が好転したため、翔太自身の明確な謝罪シーンが描かれなかった点。
翔太の行動は「真夏の暑さで大好きな祖母の遺体を傷ませたくない」という純粋な孝心から出たものでしたが、重大局面での確認不足と独断専行が、結果として世界を核ミサイル落下の危機にまで追い詰める決定打となってしまいました。