眼鏡の度数からコンタクトを正しく知る!眼科医が明かす換算の極意

眼鏡の度数からコンタクトを正しく知る!眼科医が明かす換算の極意

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眼鏡とコンタクトレンズで見え方が変わる最大の要因は「頂点間距離」にある。角膜の頂点からレンズの裏面までの物理的な隙間を指す専門用語だ。日本の一般的な眼鏡では、この距離がおよそ12ミリメートル確保されている。一方、コンタクトレンズは眼球に直接乗せるため、頂点間距離は実質的にゼロとなる。

このわずか12ミリの差が、光の屈折矯正に劇的な変化を生む。屈折力を表す単位「ディオプター(D)」において、近視矯正用の凹レンズは目から離れるほど矯正効果が強くなり、目に近づくほど弱まる性質を持つ。つまり、強度の近視であるほど、角膜に密着するコンタクトレンズ側では眼鏡よりも強い度数を指定しなければピントが合わなくなる仕組みだ。

逆に遠視矯正の凸レンズでは正反対の現象が起きる。眼科の現場では、-4.00Dを超える中等度から強度近視の場合、眼鏡とコンタクトの度数差を無視して処方することは絶対にあり得ない。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。