お通夜と葬式の違いとは?参列の優先度と香典・服装の最新マナー

お通夜と葬式の違いとは?参列の優先度と香典・服装の最新マナー

お通夜と葬式の違いとは?参列の優先度と香典・服装の最新マナーについて押さえておきたい ポイントを厳選して解説いたします。

Q1:仕事の都合でお通夜の開式時間に間に合いそうにありません。遅刻して参列してもよいですか?
A1:お通夜の場合、開式から30分〜1時間程度の遅れての弔問であれば、受付が設置されている限り参列可能です。焼香のみ案内されるケースが多くなります。ただし、読経が終わり遺族が控室へ戻った後の大幅な遅刻は、かえって遺族の負担となるため避け、翌日の告別式に参列するか後日の弔問を検討してください。

Q2:通夜振る舞い(お清めの飲食)に案内された場合、断っても失礼になりませんか?
A2:遺族から「通夜振る舞いをお召し上がりください」と案内された場合、一口でも箸をつけるのが供養であり礼儀とされています。長居する必要はありませんが、一口飲み物や料理を口にし、15〜20分程度で静かに退席するのがスマートな作法です。どうしても時間が許さない場合は、目礼して遺族や世話役に「どうしても外せない所用があり、ここで失礼いたします」と小声で詫びて辞去すれば失礼にはあたりません。

Q3:香典袋の表書きは、お通夜と葬式で変える必要がありますか?
A3:変える必要はありません。仏式の場合、四十九日前であれば通夜・葬式いずれも「御霊前」を用いるのが一般的です(※浄土真宗では即身成仏の教えから、時期を問わず「御仏前」を用いますが、宗派が不明な場合は「御霊前」または「御香典」と書けば問題ありません)。また、お通夜・葬式のどちらで渡す場合でも、薄墨の筆や筆ペンで記名するのが伝統的なマナーです。

Q4:オンライン訃報案内で「スマート香典(クレジットカード決済)」が案内されました。利用しても失礼になりませんか?
A4:失礼には一切あたりません。2026年最新の葬儀マナーにおいて、遺族側がデジタル訃報案内サービスを導入し、クレジット決済や電子送金による香典受付を指定している場合、それは遺族自身が現金管理や返礼品手配の手間を減らすために意図して選択した手段です。指定されたプラットフォームを通じて送金することは、遺族の意向を尊重した極めて合理的な弔意の表明となります。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。