今年のウサギと月見団子の描き方は、数年前とは決定的に異なる。2020年代半ばから続く昭和・平成レトロブームが深化し、2026年の現在、SF的なネオンカラーと日本の伝統的な和色が混ざり合った「レトロフューチャーサイバー和風」がメインストリームに躍り出た。
静寂の中にネオンの光が漂う月見の風景や、透明感のあるアクリル素材のような質感で表現された月など、若年層のクリエイターを中心に斬新な構図が続々と誕生している。伝統を大切にしながらも枠に囚われない自由な発想が、海外の日本のポップカルチャーファンからも熱い視線を注がれている。