メッシのゴールポーズに秘めた感動の真相!天を指す理由と歴代名場面

メッシのゴールポーズに秘めた感動の真相!天を指す理由と歴代名場面

メッシのゴールポーズに秘めた感動の真相!天を指す理由と歴代名場面の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

常に冷静沈着で、ピッチ上でも感情を荒らげることが少ないメッシですが、キャリアの節目では世界を震撼させるセレブレーションを繰り広げてきました。

代表的な一幕が、2017年4月23日に敵地サンティアゴ・ベルナベウで行われたレアル・マドリードとの伝統の一戦「エル・クラシコ」です。試合終了間際の後半アディショナルタイム、劇的な決勝弾となるバルセロナ通算500ゴール目を沈めたメッシは、ユニフォームを脱ぎ去り、背番号「10」と自らのネームを敵地スタンドの観客へと高々と掲げました。試合中に相手選手の肘打ちを受け、口から流血しながらガーゼを噛んでプレーし続けた末の一撃。メッシがユニフォームを掲げるクラシコの光景は、ライバルの本拠地を完全な沈黙へと追い込み、「フットボールの王は誰なのか」を無言で知らしめたサッカー史に残る名場面です。

さらに世界を沸かせたのが、悲願の初優勝を果たした2022年カタールW杯準々決勝のオランダ戦です。激闘の最中、ゴールを決めたメッシは敵ベンチのルイス・ファン・ハール監督の真正面へと歩み寄り、両手を両耳の後ろに当てて立ち尽くしました。

この仕草は、アルゼンチンの伝説的プレーメーカーであるフアン・ロマン・リケルメが得意としていた「トポ・ジージョ(ネズミのキャラクターに似た耳当てポーズ)」が元ネタです。試合前、ファン・ハール監督は「メッシは守備の局面では一人少ない状態になる」と挑発的な言動を繰り返していました。かつてバルセロナ時代にファン・ハールから冷遇された先輩リケルメへの連帯を示しつつ、自国を軽んじた名将に対する痛烈なしっぺ返しをピッチ上で完結させたのです。普段の寡黙さの裏にある、南米特有の剥き出しの反骨精神が垣間見えた瞬間でした。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。