同校の一般選抜では、大学入学共通テストと個別学力検査(実技検査・面接・小論文など)が課されます。合否を分ける最大の鍵は、言うまでもなく実技検査への特化対策です。
多くの専攻において、配点比率の半分以上、専攻によっては7割近くが実技試験に割り振られています。そのため、共通テストで基準点をクリアしていても、基礎デッサン力や着彩表現、立体構成、あるいは楽器演奏・発声・舞踊の技術が基準に満たなければ容易に不合格となります。
実技対策における重要ポイントは以下の通りです。
- 過去問と出題傾向の徹底研究:美術系では静物デッサンや空間表現、想定デッサンなど専攻ごとの課題形式を把握し、時間内に高い完成度で描き切る訓練を重ねる必要があります。
- 夏期・冬期講習の活用:全国の美術予備校や専門講習に通い、自分の実技レベルを客観的に把握することが不可欠です。可能であれば大学が開催するオープンキャンパスや実技講習会に参加し、教授陣の講評基準を肌で体感しておくことが推奨されます。
- 学科試験の足切り回避:実技偏重とはいえ、共通テストのボーダーライン(概ね5割〜6割)を下回ると選考対象から外れるリスクがあります。国語や外国語などの必須科目は、早期に基礎を固めて安定した得点源にしておくことが合格への安全圏を築きます。