「森森の実(モリモリの実)」の能力者であることが判明した海軍大将・緑牛(アラマキ)は、植物を生み出し生命力を吸収する圧倒的な力を誇示しました。彼の言動は、世界政府が敷く階級社会の残酷さを生々しく言語化したものです。
「差別とは安堵だ」「神を敬わぬ非加盟国に人権などない」と言い放つアラマキの思想は、天竜人を頂点とする絶対的支配階級の信条を忠実に代弁しています。赤犬(サカズキ)への過剰な心酔も含め、彼が体現する「非情な法と秩序」は、自由を象徴するルフィたち麦わらの一味との決定的なイデオロギーの対立構図を鮮明にしました。