現地を詳しく歩いて取材したところ、最も幻想的な光景に出会えるのは日の出直前と日没間際のふたつの時間帯だ。東の空が深みのあるオレンジ色から紫色のグラデーションに染まる清々しい早朝、そして太陽の光が浜鳥居の背後に静かに沈んでいく夕刻は、息をのむ美しさを誇る。
一般的な観光ルートでは砂浜の正面からのアングルが定番だが、Google Mapsで位置を確認できる北側の高台に位置する松林沿いの遊歩道を少し登った視点からは、白砂丘のダイナミックな傾斜と海岸線全体を立体的に見下ろすことができる。また、潮位の低い干潮時には浜鳥居の近くまで砂州が露出することもあり、歩いて岩場近くまでアプローチが可能だ。ただし、突然の高波には十分な注意が必要となる。