『私の彼は左利き』誕生秘話と麻丘めぐみの現在!昭和名曲の真相

『私の彼は左利き』誕生秘話と麻丘めぐみの現在!昭和名曲の真相

『私の彼は左利き』誕生秘話と麻丘めぐみの現在!昭和名曲の真相の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。

昭和歌謡史に燦然と輝く『私の彼は左利き』の発売年は1973年7月5日。麻丘めぐみにとって通算5枚目のシングルとしてリリースされました。リリース直後から爆発的なヒットを記録した本作ですが、ネット上やファンの間で半世紀にわたり語り継がれてきた最大の疑問が「麻丘めぐみ本人は左利きだったのか?」という噂です。

結論から明かすと、麻丘めぐみ本人は完全な右利きでした。本人が当時の音楽番組回顧特番や手記で語っている通り、左利きの彼氏を歌った設定に合わせて左手でマイクを持ち、左手でサインを描き、左手で投げキッスをする『私の彼は左利き』の振り付けを完全に自分のものにするため、日常生活から左手を意識して動かす猛特訓を重ねました。利き手ではない左手でリズムを取りながら可憐に歌い踊る姿は、見る者に「彼女自身も左利きなのではないか」と錯覚させるほどの完成度を誇っていたのです。

この名曲をプロデュースしたのは、作詞界の巨匠・千家和也と、稀代のヒットメーカーである都倉俊一の作曲コンビでした。当時の制作現場において、千家和也は「誰もが書いたことのない、日常のふとした違和感を圧倒的なチャームポイントに変えるモチーフ」を模索していました。そこで浮上したのが「左利き」というアイデアです。都倉俊一による跳ねるような軽快なリズムとキャッチーなメロディラインが融合し、前代未聞のポップスが完成しました。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。