インターネット上のライフハック記事には一部、現場の実態と乖離した情報も散見されます。ここでは誤解を解きつつ、さらに掃除効率を跳ね上げる裏ワザを公開します。
誤解1:カラー面やチラシ(光沢紙)でも同じ効果がある?
これは完全な誤解です。折り込みチラシなどに使われるツルツルした「コート紙」は、表面が薬品でコーティングされているため吸水性がほとんどなく、汚れを吸い取るどころか表面を滑って傷をつける恐れがあります。また、カラー印刷面はインクの成分比率が異なり、モノクロ面(文字中心の黒インク面)に比べてカーボンブラックによる吸着・研磨効果が薄れます。新聞紙のモノクロ面を使うのが最大のポイントです。
誤解2:すりガラスや型板ガラス(凹凸面)でも使える?
凹凸のある「型板ガラス」や「すりガラス」の凸凹面に対して新聞紙で強く擦ると、紙が削れて細かな繊維が隙間に詰まり、白く残ってしまうトラブルがあります。凹凸面に関しては、ブラシとぬるま湯で汚れをかき出し、新聞紙は平滑なツルツルした面のみに使用するのが鉄則です。
【応用裏ワザ】新聞紙を使った「網戸の吸塵クリーニング」
窓ガラスを磨く前に必ずセットで行いたいのが網戸の掃除です。網戸を取り外さず、部屋を汚さずに一瞬でホコリを取り去る方法があります。
やり方は極めてシンプルです。網戸の「外側」に新聞紙をテープで貼り付け、室内側から掃除機をかけるだけです。新聞紙が壁の役割を果たして空気の逃げ道を塞ぐため、掃除機の吸引力がダイレクトに網戸の目に集中し、絡みついた花粉や砂ボコリを根こそぎ吸い取ることができます。その後、固く絞った濡れ新聞紙で軽く表面を拭き取れば、網戸掃除は完了します。