吹田市千里南公園のランドマークとして定着した「bird tree(バードツリー)」は、関西を中心に数々のヒット業態を手掛ける飲食店プロデュース企業「株式会社オペレーションファクトリー」が運営するパークカフェです。吹田市が推進した公募設置管理制度(Park-PFI)を活用し、老朽化していた公園の一角を魅力的なサードプレイスへと再生させた成功モデルとして、全国の自治体や都市計画関係者からも高い注目を浴びています。
バードツリーが単なる公園の売店や一般的なカフェと一線を画しているのは、「公園の自然と一体化した上質な食空間」を徹底的に追求している点にあります。池のほとりにせり出すように設計されたウッドデッキのテラス席、大きなガラス窓から光が差し込む開放的なダイニング、そして香ばしい香りを漂わせる薪・炭火グリルのオープンキッチン。自然の借景を最大限に生かした建築デザインが、訪れる人々に非日常のリゾート感を体験させてくれます。
また、ファミリー層、カップル、シニア、そして愛犬家まで、幅広い世代のライフスタイルを受け入れる柔軟な設計思想も人気の根底にあります。日常の散歩の途中にふらりと立ち寄れるコーヒースタンドから、記念日を祝う本格的なディナー、開放的な屋外でのバーベキューまで、訪れる時間帯や目的によって全く異なる表情を見せてくれる多層的な魅力が、リピーターを惹きつけて離さない決定的な要因です。