現在の中古市場で特に激しい値上がりを見せているのが、2007年リリースの『ERIKA2007』と2011年の『P+ERIKA』です。刊行当時の発行部数や流通ルートの特殊性も手伝い、オークションサイトでは定価の数倍から場合によっては1万円を超える沢尻エリカ写真集プレミア価格で取引されるケースが日常化しています。
『ERIKA2007』は大型サイズの豪華本であり、当時の彼女が纏っていた唯一無二の尖ったエナジーが凝縮されています。一方の『P+ERIKA』は、エロスとファッションの境界線を打ち破る先鋭的なカットが多数収録され、アート写真集としての評価を確立しました。
気になるデジタル配信についてですが、沢尻エリカ写真集電子書籍の展開は非常に限定的です。初期のグラビアアーカイブの一部がKindleやDMMブックス等のプラットフォームで再編配信されているものの、主要なアート写真集は権利関係や装丁へのこだわりから電子化されていないものが多く、これが紙媒体の希少価値をさらに押し上げる要因になっています。