西日本に上陸する台風が紀伊半島から大阪湾方面へと北上する局面において、堺市東区台風進路と現在の状況は区民の安全に直結する重大関心事となります。過去の大型台風の来襲時においても、東区内では強風による屋根瓦の飛散や街路樹の倒木、看板の落下などが多数報告されてきました。
風害と並んで強く警戒すべきが、局地的な「内水氾濫(ないすいはんらん)」です。東区には西除川(にしよけがわ)や東除川が流れており、治水対策が年々強化されているものの、時間雨量50ミリを超えるような非常に激しい雨が降ると、下水道や側溝の排水能力を一時的に超えて道路冠水が発生しやすくなります。特にアンダーパスや低地になっている住宅地周辺では、短時間で足元まで水が押し寄せる危険性があります。
堺市東区気象警報・注意報が発表された場合、自治体の防災無線や公式SNSの発表資料を待つだけでなく、自発的なタイムライン行動が欠かせません。大雨警報や洪水警報が発令された段階で、雨雲が頭上を通過していなくても上流にあたる南河内・狭山方面の降雨量を把握しておくことが、逃げ遅れを防ぐ決定的な分かれ目となります。