ひとまず大きな揺れが収まった後も、油断は禁物です。過去の地震統計データが示す通り、最初の強い揺れが「前震」であり、数時間から数日後に同規模あるいはそれ以上の「本震」が発生する事例(2016年熊本地震など)は決して珍しくありません。
今後24時間から48時間程度は、同規模の余震の可能性を念頭に置いた警戒態勢を維持してください。特に大阪府下には上町断層帯や生駒断層帯、有馬-高槻断層帯といった主要な活断層が密集しており、地殻内の応力バランスが変化している可能性があります。
【プロの結論】今すぐ避難・警戒が必要なケースと落ち着いて待機すべき状況の判断基準
揺れの規模や周囲の状況に応じ、取るべき行動パターンは明確に分かれます。パニックを避け、以下の基準に沿って行動してください。
- 【即座に避難・警戒すべき状況】:
- 木造住宅で柱のきしみ音や壁の亀裂が目視できる場合
- 急傾斜地・崖の近くに居住しており、大雨警報などが重なっている場合(土砂災害リスク)
- ガスの異臭(LPガス・都市ガス)や電気配線の焦げ臭い匂いが漂っている場合
- 【室内で落ち着いて安全確保・待機すべき状況】:
- 新耐震基準(1981年以降建設)に適合したRC造マンションや耐震補強済み住宅にいる場合
- 屋外の瓦や看板、割れた窓ガラスなどの落下物リスクが高いオフィス街・繁華街にいる場合
- デマ情報がSNS上で拡散している際(公的機関や大手報道機関のアカウントで真偽を再確認)