見積もり段階で誰もが最も驚くのが「本体価格と総支払額の差」だ。結論から言えば、カクイチ製品を実際に敷地へ建てる場合、総額は本体価格の1.5倍から1.8倍程度に膨らむのが通例である。
総額を押し上げる最大の要因は基礎工事と土間コンクリート打設費用だ。カクイチの重量鉄骨構造は非常に重く、強風や地震に耐える強固な布基礎やベタ基礎が不可欠となる。地盤の硬さや敷地の勾配によって上下するが、標準的な2〜3台用ガレージサイズでも基礎工事代だけで80万円〜180万円、床面の土間コンクリート施工で40万円〜90万円前後の費用が計上される。
さらに見落としてはならないのが諸経費だ。建築基準法に基づく建築確認申請の設計・申請代行費用に25万円〜50万円、部材を運ぶ大型トラックのチャーター代や荷揚げ用クレーン費用に15万円〜35万円がかかる。これらに電気引き込み工事や雨水排水などのエクステリア関連費用を加算すると、本体が300万円の広スペースハウスであっても、最終的な乗り出し施工総額は500万円〜580万円前後に達する計算となる。