函館・志苔館跡の歴史と謎!日本最多の出土銭や見どころを解説

函館・志苔館跡の歴史と謎!日本最多の出土銭や見どころを解説

函館・志苔館跡の歴史と謎!日本最多の出土銭や見どころを解説の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

志苔館跡ではこれまでに複数回の発掘調査が実施され、中世城館のリアルな全貌が明らかになってきました。

調査では、四方を囲む大規模な土塁(どるい)と、深さ約3.5〜5メートル、幅5〜10メートルに及ぶ断面V字状の空堀(からぼり)が確認されています。館の内部(郭内)からは掘立柱建物跡や柵列、門跡の遺構とともに、中国産の青磁・白磁、瀬戸焼の陶器、鉄製品などが出土し、堅固な要塞でありながら豊かな生活空間であったことが証明されました。

現在の見どころとして特筆すべきポイントは以下の通りです。

  • 保存状態抜群の空堀と土塁:郭を取り囲む巨大な土塁と深く掘り込まれた薬研堀(やげんぼり)の立体的な地形を間近で観察できます。
  • 郭内からの絶景パノラマ:標高約25メートルの海岸段丘上に位置するため、眼前に青く広がる津軽海峡、遠くの下北半島・津軽半島までを一望できます。
  • 函館空港に隣接するロケーション:館跡のすぐ背後を函館空港の滑走路が走っており、中世の土塁の上空を現代のジェット旅客機が低空で離着陸していくダイナミックな対比風景が楽しめます。
前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。