Q1:オス猫が去勢後も腰を浮かせながら激しくふみふみするのは異常ですか?
A1:異常ではありません。去勢手術を行っても、性成熟後に手術を受けた個体や、神経回路にマウンティングの記憶が残っているオス猫は少なくありません。毛布などを噛みながら後ろ足を動かす行動は、エネルギーの発散や一時的な興奮による生理的反応です。対象を誤飲したり同居猫を過度に攻撃したりしない限り、無理にやめさせる必要はありません。
Q2:子猫の頃から一度もふみふみをしたことがない猫もいますが、愛情不足でしょうか?
A2:決して愛情不足ではありません。母猫と一緒にしっかりと適切な離乳期間を過ごし、自然に自立を果たした猫は、成猫になってからふみふみをしなくなる傾向が顕著です。また、個々の性格や好みの問題も大きく関係しています。喉をゴロゴロ鳴らす、スリスリと体を寄せてくる、近くで無防備にお腹を見せて眠るなど、別の表現で信頼を伝えてくれているのであれば何ら心配はいりません。
Q3:ふみふみ中に強く噛みついてくる癖を治すにはどうすればよいですか?
A3:猫がふみふみをしている最中の表情や身体の微細な変化を先回りして観察してください。噛む直前には必ず「瞳孔が拡大する」「耳が少し後ろに倒れる」「尻尾をパタパタと振り始める」といった過興奮の予兆が現れます。その兆候が見えた瞬間に、声をかけずに静かに身体を離すか、毛布の間に厚手のクッションを挟んで物理的距離を取りましょう。決して叩いたり叱ったりせず、興奮のピークを作らせない環境設計が最善の解決策です。