痛風は、血中の尿酸濃度が飽和状態(7.0mg/dL以上)になり、結晶化した尿酸が関節(特に足の親指の付け根)に蓄積して激しい炎症を起こす疾患です。痛風発作の原因と予防を正しく理解するには、尿酸の作られ方を知る必要があります。
体内のプリン体の約8割は細胞の新陳代謝やエネルギー消費によって自生し、食事から取り込まれるのは約2割にとどまります。「なら食事制限は意味がないのか」というとそうではありません。食事由来の急激なプリン体流入や過度なアルコール摂取、激しい無酸素運動、脱水などが重なると、血中濃度が一気に跳ね上がり、結晶が剥がれ落ちて発作が誘発されます。