新青梅街道のランドマークとして圧倒的な存在感を放っていた同店が営業終了を迎えた際、地元では様々な憶測が飛び交いました。業界関係者の証言や当時の運営方針を検証すると、最大の要因は敷地の定期借地契約満了と施設全体の維持コスト増大にあります。
郊外ロードサイド型の超大型複合アミューズメント施設は、広大なフロア面積を維持するために空調や照明設備、ボウリングマシンのメンテンナンスに多額の固定費を要します。オープンから年月が経過したことで大規模修繕の時期を迎えていたことに加え、運営元である株式会社ラウンドワンが推進していた「投資効率の最適化」と「都市型駅前店舗・海外旗艦店への注力」という事業ポートフォリオの再編が重なりました。
決して突発的な経営不振だけが引き金となったわけではなく、中長期的な施設更新サイクルと企業戦略の合致による計画的な幕引きであったことが実情です。