トヨタ・プリウスの歴史において、4代目にあたる50系プリウスは特別な立ち位置にある。デビュー当初は個性的なエクステリアデザインが賛否両論を呼んだものの、実用車としての基本骨格は極めて堅牢だ。現在の中古車市場では、新型60系の供給が追いついたことで下取り車両が潤沢に供給され、相場が一段とこなれてきた。
新車の軽自動車ですら総額200万円を超えるケースが珍しくない日常において、リッター25キロ以上を易々と叩き出すCセグメントハッチバックが手頃に手に入る価値は計り知れない。実用性を極限まで突き詰めた結果としての経済性。それこそが、合理的なドライバーたちが50系を指名買いしている最大の理由だ。