現代のプロ野球コミュニティやSNS(X・YouTube・5ちゃんねる等)において、松永浩美氏に対する評価は年月を経るごとに高まりを見せています。「もし今の時代に松永浩美がいたら、メジャーでどれほどのOPSを残しただろうか」「スイッチヒッターであれだけの長打力とスピードを両立した打者は後にも先にも見当たらない」といった声が絶えません。
当時の現場を知る往年のファンが口を揃えるのは、その打球の凄まじい初速と相手内野手を震え上がらせた強烈な弾道です。特に左右どちらの打席に入ってもスイングスピードに狂いがなく、バットの芯で捉えた打球がライナーで外野スタンドへ突き刺さる光景は、球界関係者からも「理論上最も完成された両打ち打者」と絶賛されました。ネット上では「気性が荒かったのではないか」という先入観が語られることもありますが、実際の証言を検証すると、誰よりもグラウンドの土を愛し、道具を大切にし、敗戦に対して真正面から悔しさを露わにするプロ意識の塊であったことが浮き彫りになります。