インターネットの検索窓に入力される「50代 ハイブランドジュエリー 痛い」という不穏なサジェストワード。この言葉の裏にある実態を徹底的に取材・分析すると、批判の対象となっているのは「年齢」そのものではなく、「選び方とスタイリングのアンバランスさ」であることが浮き彫りになります。
痛いと見なされてしまう典型例は、ブランドの巨大なロゴが全面に押し出されたデザインをこれ見よがしに主張したり、服やメイクとのトータルバランスを無視してジュエリーだけが浮いてしまっているケースです。また意外な落とし穴として、「20代〜30代前半の頃に購入した華奢なリングを、そのまま1本だけでつけ続けていることによる貧相見え」が挙げられます。大人の手の質感に対してジュエリーのスケール感が小さすぎると、かえって手のシワや節の太さが強調されてしまうのです。
この問題を一気に解決するのが、ボリュームリング大人の手元コーデというアプローチです。幅が広く厚みのある地金リングや、大振りのカラーストーンリングを中指や人差し指にドンと据えることで、手元のエイジングから視線をリングの造形美へと逸らす「アイキャッチ効果」が働きます。大人の骨格には、華奢な可愛らしさではなく、堂々とした風格こそが最も美しく映えるという審美眼を持つことが重要です。
また、普段使いの万能選手であるエタニティリング普段使い重ね付けにおいても、細すぎるレール留めではなく、地金の立ち上がりがしっかりした爪留めタイプを選び、手持ちの結婚指輪や太めのメタルリングとレイヤードすることで、こなれた大人のエレガンスが完成します。